支援事業 – 2019

マロニエ祭

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106「マロニエ友の会」が恒例のマロニエ祭をドルトムントのロンベルク公園で開催した。それに先立って開催されたハイデマルクトに続き、ロンベルク公園が会場となる秋のビッグイベントである。マロニエ祭は秋の果実、木の実などをつける木々をテーマとしたいわゆる収穫祭イベントである。栗、油をたっぷり含んだブナの実、どんぐり、カボチャ、自家製のジャムや木工品、ワインなどが所狭しと80のスタンドに並んだ。小雨が降り続ける、気温8度の寒い陽気をものともせず、多くの訪問者はのんびりと散歩がてらスタンドからスタンドを覗き、好奇心を満足させた。我々のスタンドも異色ながらドルトムント市のご好意で、おなじみの浴衣、帯、下駄、そして折り紙を販売。我々のスタンドを目当てにマロニエ祭を訪れる人々がいらしたと知り、嬉しく思った。おかげさまで合計432ユーロの収入があった。今回もドルトムント市はスタンド料金、椅子、テーブル、テントを無料で提供してくださった。ご支援ありがとう。



bUNt International Unna-ブントインターナショナルフェス

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ウナ市の移民参議会主催による“bUNt International Unna”が開催された。この恒例のフェスは移民とドイツ国民の間のビジネスおよび文化的架け橋として毎年開催されている。提供されるプログラムと食文化はまさに色とりどり。今年のハイライトはなんといってもオリエンタル舞踊であろう。百聞は一見に如かず、画像をご覧ください。ドルトムント独日協会の参加も8回目となる。例年通り泉力太鼓の演奏に続き、太極拳を披露(メンバーが身につけているTシャツは京都宇多野ユースホステルのTシャツです)、リーさんの折紙ワークショップも健在。寄付と和風小物販売で福島プロジェクトの口座が161ユーロ増加。

 



福島の危険を黙殺させない東京オリンピックのために

私たちは2020年に予定されている東京オリンピック、特に福島市で予定されている野球とソフトボール競技にレッドカードを突き付けます。福島でどうしても競技をしなければならない理由は全くありません。東京オリンピック開催は日本政府が単に政治的な判断から決定したものであり、福島の現状をまったく配慮していません。さらに東京オリンピック開催の決定以来、建築労働者の多くが東京に投入され、福島の除染の仕事にも支障をきたしています。

安倍首相は、すべてアンダーコントロール政策を推し進め、78日に開かれる福島県「県民健康調査」検討委員会で「甲状腺がんと放射線被ばくの間の関係は認められない」ことを公式見解として決定し、さらに「甲状腺検査のデメリットを強調した「お知らせ」を検査該当者に送る」ことをもくろんでいます。

これらの状況を踏まえ、私たちドイツ・日本人の混成グループは福島での競技開催にプロテストすることを決定。ドルトムント独日協会はグループと協力し、2日間の会議をドルトムント外国協会で開催しました。会議では医学、教育者、平和活動家、など各分野の専門家たちがそれぞれの立場から意見を述べました。このたびの会議の結論は来年3月に予定されているアクションウイークでの活動・イベントにフィードバックされます。シュルターマン容子は福島住民の現状およびドルトムント独日協会の福島の子供支援プロジェクトについて報告。ブラウンシュヴァイク市でチェルノブイリと福島支援のための活動を続けているパウル・コッホ氏から544,32 ユーロそして参加者からの寄付72ユーロを含め合計616,32ユーロの寄付がありました。

講師の発表原稿は下記のリンクでご覧ください。https://akjapan.home.blog/2018/12/30/hiroshima-nagasaki-und-fukushima/



プロテスタント系クラインマッハノウ小学校の生徒たちが7年間にわたり
スポンサーマラソンで合計18.983,42  ユーロの寄付を集める。

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最初のコンタクトは2012年にあった。ポツダム市の近郊に所在するクラインマッハノウ小学校のレギーン・クナプケ校長から、生徒たちがスポンサーマラソンで福島の子供たちのために寄付を集めたとの連絡が入った。それ以来この学校の小学生たちは7年間で合計18.983,42   ユーロ(約220万円)を集めてくれている。今夏は3回目の学校訪問となり、福島の現状と子供たちの保養についてお話しをし、その場で子供たちの汗水たらした結果である2.511,96ユーロ(約30万円)の寄付が手渡された。子供たちの激励を背に学校を後にした。ドルトムント独日協会と福島の子供たちの名において、クラインマッハノウ小学校の生徒たちに心からお礼をもうしあげますありがとう



ドルトムント市のロンベルク公園でハイデマルクトが開催された

824日と25日の2日間恒例のハイデマルクトがドルトムントのロンベルク公園で開催された。この公園には人工的に作られた世界最大規模の“湿原”が存在する。我々はロンベルク公園の招待で二度目の参加。フクシマプロジェクトを紹介し、浴衣、帯、和風小物などを販売した。本来テーマ“湿原”に関する品物だけに販売許可が下りるのだが、我々のプロジェクトには今年も市から特別許可が下りた。両日とも日本の夏のような蒸し暑い陽気にもかかわらず、この伝統的なマルクトに多くの人々が押し寄せた。プロジェクト収入は合計648ユーロになった。来年も出展します!

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6日、恒例の広島デー開催。広島、長崎の原爆投下から74

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いつものように広島広場の平和像広島の母の前で集合。スピーチと詩の朗読後、平和デモ行進がスタート。最初のストップは銀杏の記念碑。肥田舜太郎医師とIPPNWドルトムント支部が広島の原爆を生き延びた銀杏の木の枝を31年前この地に植樹した由来が、当時そのセレモニーに立ち会ったIPPNWの医師ハインツペーター・シュミット氏により語られた。肥田医師は原爆投下により被ばくしたが、直後から被爆者の救援、治療にあたった。彼の人生はその後原爆反対運動に徹した。平和デモ隊は行進を続け、市庁舎の前で和太鼓グループ泉力の力強い演奏を聞いた後、市庁舎内でアヤ・ドメニック監督の映画太陽が落ちた日を観賞。市庁舎内の大広間を埋める観客は、広島原爆の生き証人の当時、現在の状態、そして撮影途中で起きた福島第一原発事故の被災者とのつながりを描いたこの映画に感動を隠せないようだった。多くの参加者を数えた今年の広島デーでした。



外国協会設立70周年記念夏祭り

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75に外国協会初の試み「夏祭りが開催された。ミュージックやカルチャープログラム、ヨーロッパクイズなどが行われ、外国協会の業務が紹介された。外国協会は1949年に国際相互理解を目的として設立された。この夏祭りはドルトムント市主催のインターナショナルウイークに伴い会員、友人、または何らかの形で外国協会と縁のある人々、もしくは単に国際交流・学習の場としての外国協会に興味を持っている人々のために開催された。バーベキューと飲み物も用意されていて、夏らしい日和の気持ちの良い午後の一時となった。ドルトムント独日協会はラテンアメリカサークルの隣に陣取り、おなじみの浴衣、帯、和風小物などを販売し、福島の子供たちの保養の資金集めにいそしんだ。日本ファンだという、ヒップホップ音楽で訪問者を楽しませてくれたミュージシャンたちが浴衣などを購入して大いに貢献してくれた。結果として217ユーロの売り上げがあり、ハッピーな浴衣所有者がまた数人増えた。写真とビデオで雰囲気と音楽をお楽しみください。


今年も6月初旬の五旬節にかけてドコミコンベンションが2日間開催された。デュッセルドルフメッセ会場で400以上の出展者、ディーラーが最新のマンガ、アニメ、ミュージックなどを紹介、販売した。このドコミ–コンベンションは今年で11周年を迎えた。年々知名度を上げ今年は昨年の来場者数6万人を上回ったとの情報も。主催者による来場者および出展者視線での改善努力が毎年伺える。舞台のプログラムは多種多様、コスプレやカラオケは必須。今年もドルトムント独日協会は主催者のご好意でファンプロジェクトホールにブースを得、主に若者たちであふれる会場で浴衣、帯、下駄、足袋、和風小物などを販売した。うちのブースを目当てに来場する常連が毎年増える中、終盤戦では品薄になるくらいたくさん皆さんに買っていただきました。福島プロジェクトの募金口座が2.509ユーロ増えました

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にドルトムント独日協会の恒例イベント「日本バザー」がホームグランド国際交流会館で開催された。ボランティアでお手伝いくださる方々も訪問者も顔なじみになってきたが、今回は新しい顔も多くみられ関係者を喜ばせた。着付けなどを担当する着物スペシャリストの澤葉子さん、デュッセルドルフ着物クラブの面々と折紙ワークショップを担当するリーさんの貢献が大きい。浴衣や和風小物も人気で、840ユーロの収入があった。これはいつものように全額沖縄で福島の子供たちの保養を実施する日本のパートナー沖縄球美の里さんに送金される。最後に炭坑節と東京音頭の盆踊りで締められた。盆踊りは初めての参加者が多かったが、最初は恐る恐る、最後は楽しく皆さんで踊りました。

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ドルトムント市の後援で毎月マンガ・アニメファンの集い“ちづるコンベンション”が開催されている。今月のテーマは“ジブリ”。様々な、一部自作のファンタスティックなコスプレで装い同じ趣味を共有する常連の若者たちがひと月の中で特に楽しみにしている日だ。コスプレやイラスト、カラオケなど、多種多様なプログラムももちろん提供され楽しい賞品も用意されている。市の方針で入場料無料というのも魅力的だ。ドルトムント独日協会の参加は昨年に続き3度目。フクシマプロジェクトのためにおなじみの浴衣、帯、和風小物などを販売。寄付と売上の合計なんと700ユーロ!関係者を特に喜ばせたのは、購入者が当方のフクシマプロジェクトを聞き知ると、支援できることをとても喜んでくれたことだ。皆さんありがとう。

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にウナ市のパウル・ゲルハルト教会でチャリティーコンサートが開催された。ゲシュヴィスターショルギムナジウムのビッグバンドがドルトムント独日協会の福島支援プロジェクトのためにチャリティーコンサートを開催するのは今回で3度目となる。共演は荻元一之のピアノ伴奏で日本の歌(うち沖縄の歌2曲)を披露したボーメー・鴛海幸子、ジャズペリメーターの面々。観客はエキゾチックな日本の歌とジャズとブルースの音楽に魅了された。シュルターマン容子が福島の現状とプロジェクトを紹介し、沖縄の保養に娘さんが参加した母親の支援者に対する感謝の言葉を読み上げた。観客の共感と連帯感は8年経った今も衰えず、490ユーロの寄付があった。皆さんご支援ありがとうございます。

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にチャリティーコンサートが隣町ボーフムで開催された。主催者はトロンボーントリオブチナーテ(BUCCINATE。メンバーのリマ、トルステン、ファビアンが当協会の福島プロジェクトのためにコンサートを開催するのは今回で6回目になる。ピアニストのバーバラさんと合唱団„Vox Perpetua Chor 14 Heiligen“ も日本の歌を披露。毎年このコンサートを楽しみにしている人々も年々増えており、今年はなんとほぼ200人の来場者を達成。

教会では午後のお茶の時間で手作りケーキなどが提供され、浴衣や和風小物の販売、習字、折紙ワークショップなどで会場はにぎわった。

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ミュージシャンと多くのボランティアの方々の協力の結果2956ユーロ50セントの寄付・収入があった。皆さん、ご協力ありがとうございました。



私たちの福島プロジェクトをスタート時から強力に支援してくださっている方が、また浴衣を買ってくださいました。今回は男性の浴衣です。それを着る幸運者はどなたかな?

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福島8 福島で行われるオリンピック競技に反対するイベントがデュッセルドルフとドルトムントで開催された

ドルトムント独日協会、IPPNW(核戦争防止世界医師会議)ドルトムント支部、そしてさよならNukesデュッセルドルフが福島事故8年にあたり合同イベントを開催。2020年東京オリンピックの一環として福島で野球、ソフトボール競技などが計画されているのに対し暴風雨の中、音楽とシュプレヒコールなどで反対の声を挙げた。

日本オリンピック委員会はソフトボール、野球の競技を福島で開催するばかりでなく、福島の子供たちがJヴィレッジからいわき市まで聖火リレーを計画をしている。我々主催者は当オリンピックに参加する人々ばかりでなく観客もその際被ばくする危険があり、これらの競技をどうしても福島で行わなければならない理由はないと音楽やシュプレヒコールで訴えた。

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デュッセルドルフとドルトムントでのイベントの写真をご覧ください。