プロテスタント系クラインマッハノウ小学校の生徒たちが6年間にわたり
スポンサーマラソンで合計16.471,46 ユーロの寄付を集める。
最初のコンタクトは2012年にとられた。クラインマッハノウ小学校のレギーン・クナプケ校長から、生徒たちがスポンサーマラソンで福島の子供たちのために寄付を集めたとの連絡が入った。それ以来この学校の小学生たちは5年間で約13.000ユーロを集めてくれた。そして今年、クリスマス直前に校長からびっくりクリスマスプレゼントがあった。小学生たちが今年もスポンサーマラソンで得た寄付金を福島プロジェクトに寄付したいと決定したとのこと。その額3539ユーロ。ドルトムント独日協会と福島の子供たちの名において、クラインマッハノウ小学校の生徒たちに心からお礼をもうしあげます“ありがとう”。
マロニエ祭
10月7日、ドルトムントでマロニエ祭が開催された。それに先立って開催されたハイデマルクトに続き、ロンベルク公園が会場となる秋のイベントである。日陰はかなり涼しかったが太陽が顔を出し暖かくなると、散歩する人々、ジョギングをする人々そしてマロニエ祭を見物に来る人々で公園はかなりの人出になった。マロニエ祭は秋の果実、木の実などをつける木々がテーマである。栗、油をたっぷり含んだブナの実、どんぐり、カボチャなどが所狭しと80のスタンドに並んだ。我々のスタンドも異色ながらドルトムント市のご好意で、おなじみの浴衣、帯、下駄、そして折り紙を販売。427ユーロの収入があり、一同とても満足の行く結果となった。今回もドルトムント市はスタンド料金無料、椅子、テーブル、テントを提供してくださった。ご支援ありがとう。
ウナ市の移民参議会主催による“bUNt International Unna”が9月29日に今年も開催された。今年の主要参加国はポーランドで、カラフルな民族衣装を身につけたグループが踊りと歌を披露。ドルトムント独日協会の参加も7回目となる。例年通り“泉力太鼓”の演奏に続き、太極拳を披露、リーさんの折紙ワークショップも健在。寄付と和風小物販売で67ユーロ40セントの寄付金が集まった。
ドルトムント市のロンベルク公園でハイデマルクトが開催された
8月25日と26日の2日間恒例のハイデマルクトがドルトムントのロンベルク公園で開催された。この公園には人工的に作られた世界最大規模の“湿原”が存在する。我々はドルトムント市の招待で初めて参加。浴衣、帯、和風小物などを販売した。本来テーマ“湿原”に関する品物だけに販売許可が下りるのだが、我々のプロジェクトには特別許可が下りた。初日は雨模様で寒かったが翌日の日曜日は太陽が顔を出し、とても気持ちのよい一日となった。訪問者もそれゆえ大幅に増え、プロジェクト収入は合計475ユーロになった。ヘルパーの方々の貢献大なり。来年も出展します!
2018年度日独青少年交流
7月24日から8月4日までドイツユースホステル協会ザクセン支部と日本ユースホステル協会沖縄県協会の日独青少年2国間交流が開催されました。日本から参加した小・中学生がザクセン州のザイダユースホステルに滞在。彼らの滞独中のプログラムに、今秋お返し訪日するドイツ人青少年が合流し、まる1週間朝から晩まで生活を共にするというこの素晴らしい交流は今年で15周年を迎えました。日本グループ参加者の平均年齢がドイツグループのそれよりも若干低かったにも関わらず、1週間で友達になった青少年たちは別れを惜しみ、たくさんの涙が流れました。今回の日本からの参加者は全員沖縄アミックス国際学校の生徒でしたので、秋に訪日するドイツグループの主な滞在先沖縄で、皆さん再会できることでしょう。浴衣や和風小物の販売でドルトムント独日協会の福島の子供支援プロジェクトの募金口座が329ユーロ増えました。
当交流に10年来同行しているアミックス国際学校の教師土屋直子さんが、ドルトムント独日協会の福島プロジェクトのパートナー、球美の里でボランティアをしました。その感想文がコメントに掲載されていますので、そちらもどうぞご覧ください
広島デー、原爆投下後73年
恒例の広島デーがドルトムント市で開催された。主催者はドルトムント独日協会と核戦争防止世界医師会議(IPPNW)ドルトムント部。広島広場でペーター・ヴィーゲルマン率いる和太鼓グループ泉力(せんりょく)の演奏後、参加者は気温32度を超える暑さの中、次の地点、広島出身の医師肥田氏により1988年に寄贈された銀杏の記念碑まで市中を核兵器反対を訴えるデモ行進。シュミットペーター氏による自作の詩の朗読後、泉力の和太鼓演奏と続き、最後に市庁舎で昨年ノーベル平和賞を受賞したICANのメンバーであるレナとクラーラによる講演。ICANの紹介、核兵器禁止条約、原爆に対する世界およびドイツの見解そして市民がどのようにICANのアクションに参与できるかについて語られた。
広島原爆を爆心地500メートルで受け、奇跡的に生き延びた井手口茂美氏の著作“ことりもカラスもいなくなった”の一小節が朗読された。
ちづる コン
毎月ドルトムント市の後援でマンガコンベンション“ちづる”が開催されている。7月のテーマは“七夕”。笹も短冊も見られなかったが、同じ興味を共有し、すでに顔見知りになっている若者たちが、ひと月の中で特に楽しみにしている日だ。コスプレやイラスト、カラオケなど、多種多様なプログラムももちろん提供される。市の方針で入場料無料というのも魅力的だ。
ドルトムント独日協会の参加は昨年に続き2度目。フクシマプロジェクトのためにおなじみの浴衣、帯、和風小物などを提供した。今月のハイライトは2年前からご家族と一緒にドルトムントに在住しているプロイラストレーターの高橋悠(ユー)さんの手による短冊に描いた即席似顔絵。大変好評でした。寄付と売上の合計337ユーロ70セント。
ビーレフェルト独日協会のガーデンフェッシバル
https://www.djg-owl.de/event/sommerfest-am-japanischen-garten-bielefeld
今年もビーレフェルト独日協会主催のガーデンフェッシバルが6月10日に開催された。素晴らしい日本庭園を背景に琴や笛の音が響きわたり、弓道のデモ、太鼓ワークショップなどが行われた。売店では日本の陶器、ハンドメイドの様々な小物、本などが並んだ。我々ドルトムント独日協会は今年も招待され、フクシマプロジェクトのために浴衣、帯、和風小物などを販売。553ユーロ70セントの収入全額が後に日本のパートナー球美の里に寄付される。
日本バザー
おなじみの日本バザーが当方の主催で今年も外国協会で開催された。デュッセルドルフの着物クラブの面々と着物専門家、澤葉子氏が浴衣の着付けを担当。芸術的に結ばれた帯を締め、ドイツの皆さんが見事に日本人に変身。737.90ユーロの売上げがありました。ご支援ありがとうございます。
ところでデュッセルドルフの着物クラブの方々が7月28日12時から16時にデュッセルドルフ大学で開催する着付けバザーで当方の浴衣を売ってくださることになりました。着付けに関する小物などお探しの物が見つかるかも、是非脚をお運びください。https://www.facebook.com/events/205457456845964
五旬節の週末にデュッセルドルフメッセ会場で400以上の出展者、ディーラーが最新のマンガ、アニメ、ミュージックなどを紹介、販売した。ロリータ衣装縫製コース、お餅を作る教室、日本語を学ぶコースなどのワークショップも開催された。このドコミ–コンベンションは今年で10周年を迎えた。年々知名度を上げ会場も毎年拡張。来場者もインターナショナルで、イギリス、スイス、オーストリアからのファンも脚を伸ばす。舞台のプログラムは多種多様、コスプレやカラオケはもちろん今年のスペシャルゲストは歌手の中島愛とバンドのメセモア。今年もドルトムント独日協会は主催者のご好意でファンプロジェクトホールにブースを得、主に若者たちであふれる会場で浴衣、帯、下駄、足袋、小物などを販売した。終盤戦では品薄になるくらいたくさん皆さんに買っていただきました。福島プロジェクトの募金が2.387ユーロ増えました。
ロンベルク公園の桜まつり
4月22日、ドルトムントの植物園で桜まつりが開催された。主催者はロンベルク植物園同好会。2年前の初回の桜まつりに比較し今回はプログラムが大幅に拡大された。夏らしい陽気も手伝い正式な開会式が始まる前から多くの来場者が公園に押し掛けた。危ぶまれた桜並木の桜がこの日を待つように満開になり、桜プリンセスが人々の目を楽しませた。デュッセルドルフの日本クラブの出し物着物ショーと太鼓キッズの演奏はなんといっても最大のアトラクションである。我々ドルトムント独日協会も2回目の参加であるが、こちらもプログラムを拡大。おなじみの折紙・書道ワークショップに日本の童話朗読、尺八演奏が加わり、バザーでは浴衣や和風小物を販売した。ボランティア10人で、殺到する買物客に汗だくで対応。福島プロジェクトの義援金が2770ユーロ増えました。ありがとうございます。
お詫び:買い物客が殺到し、浴衣を購入してくださった多くの方の写真を撮ることができませんでした。寄付してくださった方々にお詫びを申し上げます。
フクシマプロジェクトの最大の支援者の一人がまた浴衣をたくさん買ってくれました。家族と友人たちへのプレゼントだそうです。ご協力ありがとう。
エスローヘ実科学校で福島の現状について講演
4月11日ザワーラント地域の大自然に囲まれたエスローヘ実科学校を訪問し、75人の10年生(16歳)を前に福島の現状についてお話しし、フクシマプロジェクトを紹介した。この実科学校では現在は480人の生徒さんが学業に励んでいる。講演の問い合わせは、7年前にプロジェクトが立ち上がった時以来の支援者で、和太鼓グループ泉力(せんりょく)の代表のペーター・ヴィーゲルマン氏から入った。当校で技術、物理、スポーツ、数学の授業を担当しているウヴェ・グンターマン教師のご協力により、このたび実行に至った。東日本大震災が勃発した7年前、生徒さんは9歳。当時のことを覚えていない生徒さんが大部分だろうと思われるが、原発事故の怖さは知っており、その安全性についての質問が出た。学校がプロジェクトのための義援金を集めるためにスポンサーマラソンを計画したくださるとのこと、ありがとうございます。
フクシマ7年
3月18日、トロンボーントリオ“ブチナーテ”がドルトムント独日協会の福島の子供支援プロジェクトのためにチャリティーコンサートを開催した。出演者はおなじみのトリオ、井手口理磨、トーステン・ランゲ=レティッヒ、ファビアン・リートケの素晴らしい演奏をはじめ、今回初登場の合唱団VOX PERPETUAによる日本の歌、ピアノ伴奏は田代みちこ。会場を埋め尽くした200人を超える来場者の寄付と浴衣、日本の小物の販売、折紙ワークショップ、書道などにより2.372ユーロの寄付が集まった。トロンボーントリオ“ブチナーテ”は今回で5回目になるチャリティーコンサートで合計19865ユーロの寄付を集めてくださった。感謝!
講演会 「福島7年、チェルノブイリ32年」
3月10日に“フクシマ7年”をテーマに講演会が開催された。昨年11月に大震災後福島3回目の訪問を終えたシュルターマン容子が避難指示解除後の南相馬、浪江、飯舘の現状について報告。IPPNW(世界核戦争防止医師会議)のハネ・カウプ博士が被爆の危険性について話をした。ヘルムート・シェーニッヒ氏が南相馬在住の詩人若松丈太郎の“みなみ風吹く日”と“神隠しされた街”、翻訳:楠カトリン氏、を朗読。寄付金合計120ユーロ。ありがとうございます。