支援事業 – 2016

2016年12月31日現在の義援金総額344.123,00ユーロ



球美の里さんのフェイスブックに当方の支援事業が掲載されました。リンクをご覧ください。写真は
201686 にエッセン市の市民運動グループ「平和フォーラム」が開催した広島デーの模様です。井手口理磨のトロンボーン演奏に続き、広島被ばく記録ことりもカラス もいなくなった(著者:井手口茂美)が井手口律子(著者の娘)とリートケ・ファビアン(井手口理磨の伴侶)による朗読。最後にドルトムント独日協会の福 島の子供支援プロジェクトを紹介しました。ちなみに著者は井手口理磨の祖父に当たる方です。敬称略

https://www.facebook.com/kuminosato.net/posts/1268355249901060



2016年12月21日現在の義援金総額339.737, 42ユーロ



ウナ市のクリスマスマーケット

1126日と27にドルトムント独日協会は初めてウナ市のクリスマスマーケットに出店した。 最大の物件は浴衣であった。外気5度の寒さの中浴衣の販売?結果はともあれ何事も経験。最高の条件で小屋を提供してくださったのはウナ市のプロテスタント教会の(女性)神父バーバラ・ディートリッヒさんである。結果は8枚の浴衣と多くの日本の小物で639ユーロの売り上げを得ることができた。この浴衣は我々の日本のパートナー『球美の里』が日本で浴衣の寄付を呼びかけて集めてくれた浴衣である。クリスマスのプレゼントとして買ってくれた人もいたが、今回のバザーで特に嬉しかったのは、日本ファンの方々が来店して、プロジェクトのためにといろいろ買ってくれたこと。今回も長年プロジェクトを一緒にやっている音楽家夫妻・理磨とファビアンの力強い支援のおかげで、寒い小屋も心も温かくクリスマスバザーを体験できた。ありがとう。



ベルリン在住の音楽家渡辺麻里さんは、過去にもチャリティーコンサートを開催して当方のプロジェクトを支援してくださったが、このたびパートナーの球美の里が久米島/沖縄で行っている保養キャンプにボランティアとして参加し、その時の印象を書いてくださった。
ボランティアを経験して

私は夏休みに61次保養にボランティアとして参加しました。久米島でのキャンプの後いろいろと考えましたが、福島の子供達が本土から離れ、「沖縄」で思いっきり遊び、食べて、普段の生活から離れて過ごす体験は10日間の健康保養だけで無く、もっと意味があるのではないか、と思うようになりました。私は少しの時間でしたけれど、ドイツという国がどこにあるか。そこで子供から大人までいろいろな人々が福島の子供達の健康を心配しどんな募金活動をしたか、例えばポツダムの小学生のスポンサーマラソンのことなどを子供達に話しました。世界の遠いところの人達と子供達はつながっているのです。出ようと思えば子供達にも広い世界に出る可能性はあるのです。

ボランティアにはいろいろな所から様々な人達が来ていました。

保養キャンプのプログラムに地元の子供達の民謡音楽会がありましたが、その中で小学5年生の男の子が沖縄語の語りを音楽に合わせて熱演しました。私はこういった方面が専門の者ですけれど、素晴らしかったです。子供達も唖然としていましたが、何とその男の子は1年前に福島から久米島に疎開してきたそうです。子供達は感受性が高いから、自分で気がついていなくても、いろいろな印象を持って福島の日常生活に帰っていると思います。この子達が未来を担うのです。そんな意味でも、この保養プロジェクトはぜひ続いて欲しいと願っています。 201611月 ベルリン在住渡辺麻里


ドルトムント独日協会「福島プロジェクト」の日本のパートナー、沖縄・球美の里が設立4周年を迎え、記念イベント「子どもたちの未来へ私たちが願うこと」が去る1031に文京シビックセンターで開催された。それに先立ちフォトジャーナリストで、沖縄・球美の里の創立者/名誉理事長である広河隆一の写真を中心に、球美の里設立から現在までの歩み、保養プログラムなどを紹介する『球美ぬ里にめんそうれ』写真展がオープンした。
球美の里は20127月に第一次グループの子どもたち32名を保養に受け入れてから、これまで2,000人以上の福島の子どもたちを受け入れてきた。ドルトムント独日協会は2015年夏の保養プログラムから支援しており、主にドイツで集めた寄付で5回にわたり約計250人の福島の子供たちの保養の資金を提供してきた。
イベントはドイツでの募金活動についての私の報告で始まり(スピーチの内容を続けてご覧いただけます)、広河隆一氏によるチェルノブイリ最新報告、黒部信一氏(小児科医師/未来の福島こども基金代表/沖縄・球美の里理事)の福島の子どもたちの現状報告と続いた。最後に赤坂憲雄氏(学習院大学教授/民俗学者/福島県立博物館館長)と向井雪子氏(沖縄・球美の里 理事長/チェルノブイリ子ども基金 代表理事)によるトークセッション。
80名ほどの来場者たちはとても熱心に聴いておられ、「メディアに載っていない話が聞けてよかった、自分にできることを考えたい、知人に広めたい

などの感想をもらしていた。球美の里のHPhttp://www.kuminosato.com/4-1 で詳細をご覧いただけます。

球美の里創立4周年記念行事

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球美の里設立4周年おめでとうございます。この機会にお話しさせていただけるのは大変光栄です。ありがとうございます。

2011年は独日外交・貿易協定が締結されてからちょうど150年を迎える記念すべき年でした。それゆえドル トムント独日協会も前年から記念行事の準備を徐々に始めて来ました。本当は 楽しい記念すべき一年になるはずでした。

その日、2011311日、帰宅すると、「日本が、、日本が、、」と言葉を失う夫の暗い顔に迎えられました。ドイツのテレビが繰り返し、繰り返しあの恐ろしい映像を放映していました。凄まじい黒い水の塊が人々、船、車を飲み込み建物を推し流して行く。そして福島第一原発の爆発。

何かをしなくては、何かをしたい、と思いつつ数日間はテレビとインターネットから目を離すことができませんでした。そんな中、寄付を募ろう、という提案がされました。そうだ、まず寄付を募ろう。

315日ドルトムント市に支局を置く新聞社4社の記者会見で被災者の窮状を訴えた。どの新聞社も大きく取り上げてくれた。

318日に福島の子供保養プロジェクトがスタートした。寄付を集めるために多くのイベントが我々の主催、そしてミュージシャン、幼稚園、学校の生徒、団体、法人により企画・実行された。

その一つがドルトムント市の隣の小都市シュヴェルテ市の小学校の3年生と4年生(9歳~10歳)の生徒たちによるのみの市の開催である。そこで集められた寄付金を受け取りに学校を訪問して福島の状況をお話しした。彼らから質問がでた。

o  被曝するともうなおらないの
o  どうしたら放射能を減らすことができるの
o  皆いつもマスクをしていなければならないの
o  子供たちを避難させて、大人はどうするの
o  被災地のペットはどうしているの
o  放射能からどうしたら身を守ることができるの

また募金活動中に何度も頭の下がる思いをした。

o ある小学校に子供たちがイベントを通して集めてくれた寄付を受け取りに行った。その時「この学校の子供たちは家庭が貧しい子供が多くて、授業の休憩時間に食べるお弁当も持って来れない子供たちがいるのですよ
o と校長先生に耳打ちされた。彼らは福島の子供たちのために(2.785ユーロ) 約30万円の寄付金を集めてくれた。
o またある人は、寄付をしてくださったお礼を言うと、「私の方こそ貴方たちにお礼を言いたい、こんな素晴らしいプロジェクトを立ち上げてくださったのだから」と。

なぜドイツの住民が行ったこともない遠い日本の、それまで聞いたこともない福島の子供たちをここまで支援してくれるのでしょうか。

それにはチェルノブイリ原発事故が大きく影響を与えていると思います。1986年の原発事故後、ドイツの人々は放射能の恐ろしさについて世界で一番詳しい国民になったのではないかと思われます。放射能で北欧のブルーベリーの線量が上がり、バイエルン州の一部でドイツ人が大好きなキノコやイノシシの肉、鹿肉などが食べられなくなり、その状態が30年経った現在でもまだ続いているという現実。原発事故が突然身近な問題になったのです。ベラルーシとウクライナの子供の甲状腺がんが事故後10年間増え続け、心臓、脳血管などの疾患が増加したことを彼らは知っています。彼らは同じことが福島の子供たちに起こることを心配しているのです。チェルノブイリ事故以来その住民を今日まで夏休みにドイツに招待し続けるドイツの人々は保養の重要性を知っています。ドイツの住民は5年8か月経った今でも福島の住民を忘れていません。それを福島の人々に是非知っていただきたいと思います。

しかしプロジェクトを継続するのは年々難しくなっているのも事実です。日本ほど豊かでないベラルーシなどでは汚染された地域の住民を対象に国が様々な補償を行っています。年齢に関係なく無料検診が少なくとも年に一度は受けられること、または子供たちのクラス単位での保養を国が負担しています。それを日本ができないはずがありません。それをしない日本を日本人として恥ずかしく思います。

我々は今後も国際カリタス連盟や世界核戦争防止医師会議などの団体の協力を得、多くのヘルパーの方々と共に福島の現状を訴え、ドイツで広く支援をお願いし続けます。

日本に素晴らしいパートナー、球美の里さんを得られたことを我々はとても嬉しく思います。今後もますます福島の子供たちのために活発な活動をされることを祈りつつ、今日の設立4周年のお祝いの言葉とさせていただきます。ありがとうございます。

201610月31日 ドルトムント独日協会 会長 シュルタ~マン容子



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9日にウナ市のGSG Geschwister Scholl Gymnasium)ギムナジウム主催でドルトムント独日協会の福島の子供保養プロジェクトのためのチャリティーコンサートが開催された。

このコンサートを企画段階からオーガナイズまで主導を取り大活躍してくれたのが、GSGのビッグバンドの一員でもあるリー・シュミットガル氏である。リンデンビール醸造所はポスター印刷の費用を負担、会場となったウナ市のホールも無料で使わせていただいた。80人を超える来場者はビッグバンドとジャズペリメントグループによるジャズ演奏を堪能し、ジャゼンス合唱グループのポップミュージックを楽しみ、ベーメ・鴛海幸子氏による(ピアノ伴奏荻元一之氏)日本の歌曲にしんみりと耳を傾けた。来場者の大きな支援により寄付合計1.309ユーロが集まった。ありがとうございます。



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エアフルト市(Erfurt)のエディット・シュタイン学校で朗読会が行われた。この朗読会は今年で16回を迎える秋の朗読フェッシバルの一環として開催された。生徒さんによるパフォーマンスに続き、当時広島で爆心地500メートルで被爆した著者井手口茂美氏がその体験を綴った著書ことりもカラスもいなくなったが孫の井手口理磨さんのトロンボーン演奏とともにそのご主人のファビアン・リートケ氏により朗読された。その後続いてシュルターマン・容子氏による福島の現状、福島支援プロジェクトの紹介があった。100人を超える入場者で大盛況。このすでに伝統化しているイベントは常連の訪問客も多く、終了後は軽食・飲み物で歓談が始まった。395ユーロの寄付が集まった。エディット・シュタイン学校の朗読フェッシバルのリンク:https://www.ess-erfurt.de/



2016年9月26日現在の義援金総額336.775,42 ユーロ



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bUNt Internationalフェッシバルが夏のような太陽の下、ウナ市で開催された。フェッシバルは今年もドルトムント独日協会の出し物、ペーター・ヴィーゲルマン氏率いる和太鼓グループ泉力太鼓の演奏でスタート、ウナ市の太極拳グループと続く。リー・シュミットガル氏率いる折紙ワークショップも欠けてはならない。折紙ワークショップは折紙愛好家が開始を待ちきれないくらいおなじみになっている。和風小物の販売と寄付でプロジェクトの募金口座が101ユーロ増えた。


沖縄球美の里で818日から保養が始まりました。

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下記のリンクでデイリーレポートをご覧いただけます !

http://www.kuminosato.com/#!blog/kdz3q


広島・長崎原爆投下71

86エッセン市のマルクト教会で広島・長崎原爆投下71周年を記念し追悼イベントが開催された。主催者はエッセンの平和フォーラム。これ以上悲惨な世界を作らないために原爆、原発、戦争のない世界を目指す。≪核兵器を廃絶するために立ち上がろう≫のモットーを掲げ平和市長会議に加盟するエッセン市市長の式辞に続き、広島原爆を爆心地から至近距離で生き延びた井手口茂氏の著書ことりもカラスもいなくなったがファビアン・リートケ氏により朗読され、著者の孫井手口理磨氏によりトロンボーンが演奏された。最後にシュルターマン容子が福島の現状と支援プロジェクトを紹介。204ユーロ60セントの寄付が寄せられた。


広島原爆投下71年にあたり恒例の広島デーが86ドルトムント独日協会と平和団体及びIPPNWドルトムント地区の共催で開催された。スタート地点の広島広場では昨年末亡くなった、その半生を平和運動にささげたマーグレット・ウルリッヒ女史への追悼の辞が読み上げられた。デモ行進はその後市中を通り銀杏の記念碑へ。そこで詩人のシュミット・ペータース氏により自作の原爆廃絶を訴える詩が謳われた。一行はその後市庁舎で開催されている被爆者ワールドワイドの写真展を訪問。ドルトムント市文化庁長官シュチュウデマン氏による式辞が読み上げられた。リーゼル・シュミットガル氏による寄付のお願いで福島子どもプロジェクトへの寄付が70ユーロ60セント集まった。寄付をしてくださったかたにはシュミットガル氏が折った鶴が手渡された。


61 Camp

61次保養はドルトムント独日協会の全面的な支援により運営されました。
ドルトムント独日協会の皆さま、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

また、球美の里の活動を支えてくださっている全国の支援者の方々、久米島のみなさま、そして、ボランティアに来ていただいた方々、本当にありがとうございます。重ねてお礼を申し上げます。

Okinawa-Kuminosato

http://kuminosato.blog.fc2.com/



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22日から83まで日独青少年交流が開催された。14年来続くこの交流は2011年の東日本大震災の年を除いて今回で13回目になる。この交流を比類なきものにしているのは、日本の青少年が来独しザクセン州のザイダユースホステルに滞在するとき、同年日本を訪問するドイツ人の青少年たちが事前研修を兼ねて合流し、1週間共同生活を送る点である。今年の参加者は日本側12名、ドイツ側18名で開催された。ドイツ側主催者であるザクセンユースホステル協会が計画する多種多様なプログラムに参加者は大満足。その笑顔を写真でご覧ください。福島プロジェクトに協力してくださった参加者と付き添いのリーダーの支援により348ユーロの寄付が集まった。

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2016年610日現在の義援金総額334.285,43 ユーロ


東日本大震災直後立ち上げた福島子供支援プロジェクトの資金集めとして開催されている日本バザーも今回で3回目となった。今年も澤葉子氏が着物・浴衣の着付けを担当。芸術的に結ばれた帯を是非写真でご覧ください。浴衣、日本の小物、そしてリー・シュミットガル氏による折紙ワークショップにより1.149ユーロ集まりました。ありがとうございます。

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430日と512日間にかけてドコミアニメ・マンガ・日本コンベンションがデュッセルドルフ市で開催された。このコンベンションは8年前300人の訪問者でスタートし、今日この種のコンベンションとしてはドイツ最大の規模に発展。今回の訪問者は3万人を超えた。そのために今年初めてメッセ会場が使われた。ドルトムント独日協会の参加は今回初めてであるが、ドコミ委員会から嬉しいお知らせがあった。人気のプログラム「キャラクター・オークション」の売り上げすべてを福島支援プロジェクトに寄付してくださるとのこと。その額なんと2.755ユーロ。浴衣や日本の小物などの売り上げを含め、寄付金合計は4.045ユーロとなった。

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429にドルトムント独日協会代表シュルターマン容子がコンラット・フォン・ゾーストギムナジウムを訪問。フクシマの現状、および支援プロジェクト、および義援金活動を紹介した。主催者はIBBゾースト地区で、チェルノブイリ事故以降全ヨーロッパ内で反原発運動を展開するIBBが本年のヨーロッパアクション週間の一環として開催した。約350人の生徒たち全員脱原発賛成とのこと。


427日、SPD(社会民主党)会派の主催でベルリンで「ドイツおよび世界各国の核政策‐チェルノブイリ30年、フクシマ5年‐過去の清算と将来の展望」と題して意見交換が行われた。講演者はドイツ、チェルノブイリ、オーストリアのチェルノブイリ子ども支援団体の代表者3人とフクシマの子供支援団体ドルトムント独日協会のシュルターマン容子。氏によるフクシマの現状と支援プロジェクトの紹介後、第二部ではドイツ原子力保安庁、IBB、グリーンピース代表者らによる「チェルノブイリとフクシマ後の核政策」というテーマでパネルディスカッションが行われ、具体的な廃炉コストなどに議論が及んだ。


原発事故後にベルリンで発足したSayonara Nukes Berlinは、毎年311日前後に福島のためのデモを企画、原発事故を風化させない活動をしてますが、今年は福島事故から5年、チェルノブイリ事故から30年という年なので、Protestivalという写真展や映画など、芸術家達による各種イベントを企画しました。

そこでベルリン・ノイケルン地区にあるパウル・ヒンデミット音楽学校のトーマス・ヘニッヒ率いる声楽アンサンブルの私たちConcentus Neuköllnも、傷ついた地球、神によって創造された天地を守りたいと言う思いをこめて歌いました。667,93ユーロ球美の里を支援しているドルトムント独日協会さんにご寄付できる事をご報告いたします。またコンサートでは球美の里を紹介する映像を使わせていただき、ご寄付いただいた方により身近に子ども達の様子をお伝えすることができました。ご寄付くださった方々、ご協力いただいた音楽家の皆様、そしてこの企画をお手伝いくださったSNBの皆様、本当にありがとうございました。   報告者佐藤えみ子


2016年411日現在の義援金総額327.932ユーロ


下記のリンクで2016年春のキャンプに参加した福島の子供たちの感謝の気持ちをご覧いただけます。このキャンプはドイツからの寄付で開催されました。

http://kuminosato.blog.fc2.com/blog-entry-765.html

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春の保養キャンプがスタート

沖縄・球美の里とパートナーを組んで3回目となる保養キャンプがスタートします。323日から41日まで46人の福島の子供たちが久米島に滞在します。下記のサイトで福島の子供たちが、沖縄久米島の大自然の中で、球美の里のスタッフ、ヘルパーの方々に見守られながらストレスを忘れて思い切り滞在を楽しむ様子を毎日ご覧いただけます。
この場をお借りして、当方のプロジェクトをご支援くださっている募金者、支援者そして国際カリタスの方々に心から感謝の言葉を述べさせていただきます。我々は福島の現状が全く改善されていない状況をかんがみ、今後もプロジェクトを継続していく所存です。福島には約275000人の子供たちが住んでいます。第一次および第二次検査で今日まで計167人の甲状腺がんまたはその疑いが濃い例が確認されました。今後もご支援をよろしくお願いいたします。

ドルトムント独日協会ブログ www.hilfefuerjapan2011.de

沖縄・球美の里ブログ: http://kuminosato.blog.fc2.com/blog-entry-755.html


313にエマウス教会で東日本大震災以来3回目となるチャリティーコンサートがブチナーテ・トリオの主催で開催された。トリオのメンバー、井手口理磨、トーステン・ランゲレッティヒおよびファビアン・リートケによるトロンボーン演奏に加えバーバラ・バーダッハのピアノ演奏およびMichikoTashiroのピアノ伴奏で鴛海幸子氏が日本の歌を披露。およそ150人の来場者はコンサートの前に書道、折紙およびバザーを楽しんだ。来場者とエコエネルギー100%を提供する“Naturstrom”社の強力な支援により募金合計2.570ユーロになった。

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福島5

東日本大震災ちょうど5周年に当たる311、「原爆と原発の無い世界を」をテーマとして3人の講師の講演会が開催された。主催者はドルトムント独日協会とIPPNW (核戦争防止国際医師会議)ドルトムント地区。シュルターマン容子氏は、昨年11月に今回で3回目になる福島訪問時の体験を報告、マルクス・シャラー氏は大震災後の日本のエネルギー政策について講演。アーヘンで原発反対運動を展開するシェレンベルゲ氏はその活動について報告した。

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募金額178ユーロ


37に福島とチェルノブイリの子供たちというテーマで講演が行われた。主催者はIBBブラウンシュバイク支部。講演者のシュルターマン容子氏は東日本大震災後3回目となる福島訪問時の見聞について報告。ドルトムント独日協会が震災直後から継続している福島の子供支援プロジェクトのモデルとなったのは、ベラルーシでチェルノブイリ事故に遭った子どもたちのための保養プロジェクト「ナデジダ」である。
講師のアンドレアス・ザイフェルト氏はチェルノブイリの子どものためのドイツベラルーシ子供リハビリ施設ナデジダの創設者の一人であり、現在もその運営に携わっている。氏はナデジダ設立当時は日本からの援助なしにはサナトリウムの運営は難しかっただろうと語る。その日本からの支援をしたのが、チェルノブイリ子ども基金であり、その創設者である広河隆一氏と向井雪子氏である。両氏はドルトムント独日協会の福島支援プロジェクトの現在のパートナーである「球美の里」の前および現在の代表理事である。

募金額210ユーロ

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福島原発事故の被災を受けている子供達の保養プロジェクトについて

2月26日11時からベルリン・ミッテ地区の集会場フラウエンクライゼでシュルターマン容子さんをゲストに迎えベルリン在住日本人の懇談会が催された。シュルターマン容子さんの講演内容は昨年秋訪問された福島の現状報告と沖縄での保養プロジェクト、ベラルーシの保養プロジェクトについて。スライドが生かされ、難しく迷いやすい数値についても説明があり、講演は分かりやすく説得力があった。意見交換もあり充実した2時間だった。
福島原発事故の収拾は全くついていない。原発事故で被災を受けている人々の問題は私たち日本人の問題だ。もっと子供達の健康と保養について真剣に考えるべきである。
完全な奉仕活動として支援運動を続け講演も引き受けてくださったシュルターマン容子さんに感謝いたします。

参加者代表・渡辺麻里           募金額180ユーロ。